【札幌2歳S】須貝師 連覇&同一重賞V3だ!アドマイヤウイナー&トリオンフ

デイリースポーツ

2016年08月31日(水) 06:00

 完成度の高さが売りのアドマイヤウイナー

札幌2歳S・G3」(9月3日、札幌)

 近3年で2勝を挙げるなど、この舞台を得意としている須貝厩舎。今年はトリオンフアドマイヤウイナーの2頭出しで挑む。両馬とも強い内容で新馬勝ちを決め、中間の気配も上々。北の地から来年のクラシック候補が誕生するか。

 2頭の期待馬が今夏の札幌を鮮やかに締めくくるか。13年レッドリヴェール、15年アドマイヤエイカン札幌2歳Sを2度制覇している須貝厩舎が、今年はトリオンフアドマイヤウイナーの2頭出しで連覇&同一重賞3勝目に挑む。

 どちらも芝1800メートルで鮮やかな新馬勝ち。先に勝ったのはトリオンフだ。好位のインで脚をため、直線は馬の間を割って伸びた。須貝師は「いい勝ちっぷり。センスがある」と評価する。翌週にはアドマイヤウイナーがV。包まれて4コーナーで仕掛けを待たされたが、直線は力強く抜け出した。指揮官は「洋芝は合うと思っていたけど、根性がある」と、こちらも性能の高さを褒める。

 ともに500キロを超す大型馬だ。2頭の背中を知る山田助手はこう分析する。「(トリオンフは)大きい馬だけど、競馬が上手。まだ緩いし、フワフワしているけど、そんな状態で勝ってくれた。上積みはあると思う」と上昇度を強調。アドマイヤウイナーには「攻め量を積んでいたし、完成度が高い。乗りやすくて注文がつかない。優等生かな」と話す。火曜朝は両馬ともダートコースを1周半。パドックのスクーリングでは、これまでと同様、落ち着き払ったウイナーが、幼い面を見せるトリオンフの先導役を務めた。

 トレーナーも自信を隠さない。「レッドもエイカンも成長度が高かった。今年の2頭はこれからだけど、昨年のエイカンよりも状態は上かなと思う。両方とも厳しい競馬を経験しているから、2歳Sにつながる」。甲乙つけがたい素質を秘める2頭に注目だ。

関連情報

いま読まれています

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す