【デイリー杯クイーンC】アドマイヤミヤビ挑む牝馬の登竜門 重賞初挑戦も素質十分

デイリースポーツ

2017年02月10日(金) 06:00 6 6

 重賞初制覇を狙うアドマイヤミヤビ(撮影・石湯恒介)

デイリー杯クイーンC・G3」(11日、東京)

 出世レースに素質馬が駒を進めてきた。3戦2勝のアドマイヤミヤビは前走の百日草特別でのちに京都2歳Sを制したカデナを撃破。重賞初挑戦だが、能力は見劣らない。ヒシアマゾン、厩舎の先輩ヴィルシーナなど多くの名牝を輩出した一戦を制し、牝馬クラシック戦線の主役候補に躍り出る。

 豊かな才能に恵まれた大器がスタンバイ。アドマイヤミヤビが、満を持して重賞にアタックする。数多くのG1馬が勝利してきた名牝への登竜門。友道師は9日、「桜花賞(4月9日・阪神)を見据えてマイル戦へ。阪神のマイルよりも、東京の方が直線が長いしね。エンジンのかかりは遅いけど、かかってからはいい脚を使うから」と期待は大きい。

 前走は圧巻だった。中団追走から直線で鋭く抜け出して後続の追撃を封じた。2着のカデナは、次戦の京都2歳Sで重賞初制覇。3着のアウトライアーズひいらぎ賞をVと、レベルの高い一戦を突破した。中間は放牧を挟んで丹念に乗り込み、指揮官は「オンとオフの切り替えがハッキリしているのがいい。久々だけど、未勝利戦もそうだったから」と信頼は揺るがない。

 追い切り翌日の9日朝も栗東坂路で調整。ゆったりとした脚取りで4F76秒7を刻み、「きょう乗らないと、金曜は輸送で乗れないからね。変わりなく来ているよ」と表情は明るい。当レース3戦2勝、昨年のメジャーエンブレムに続き連覇が懸かるルメールも「ポテンシャルが高い。1週前の調教の動きも良かった。マイルは忙しいかもしれないけど、府中なら直線も長いし、大丈夫」とトーンは高い。

 厩舎の先輩でG1・2勝馬のヴィルシーナなど、歴史とともに紡がれてきた名牝の系譜。自らの名をページに刻み込む。

関連情報

みんなのコメント

6
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す