アルバートなど、ダイヤモンドS厩舎情報/美浦トレセンニュース

2017年02月16日(木) 14:30

良い頃と比べると一歩手前という感じもあるが、態勢は整ったアルバート(撮影:佐々木祥恵)

 ダイヤモンドS(GIII・ハンデ・芝3400m)に美浦から出走予定の注目馬について、関係者のコメント。

アルバート(牡6・美浦・堀宣行)について、森調教助手。
「前走(有馬記念・GI・7着)後は短期放牧に出て、帰厩は1月下旬でした。帰厩したばかりの頃は、馬体の張り、毛ヅヤとも今ひとつでしたが、先週の追い切りあたりから少しずつ良化しています。今週(2/15)の追い切りの動きも良かったようです。まだ良い頃と比べると一歩手前という感じもありますが、態勢は整ったと思います。58キロのハンデは仕方ないですね。2年連続でステイヤーズS(GII)に優勝していて距離適性もありますし、ジョッキーもこの馬をよくわかっているので、東京の3400mも問題ないでしょう」

フェイムゲーム(セン7・美浦・宗像義忠)について、北村宏司騎手
「今週(2/15)の追い切りでは、速めから出していきました。いつも調教では手応えがあまりない馬ですし、そういう意味ではいつも通りの追い切りだったと思います。得意の条件ですし、状態は良いので頑張ります」

ジャングルクルーズ(セン8・美浦・藤沢和雄)について、津曲調教助手。
「前走のステイヤーズS(GII・6着)では、3000m以上の長い距離が初めてとなりましたが、道中はリズム良く走れていました。元々中山より東京の方が良いですし、状態も上がっています。3000m以上の長距離も2回目となりますので、前進を期待したいです」

サムソンズプライド(牡7・美浦・杉浦宏昭)について、杉浦調教師。
「前走(白富士S・OP・4着)はスンナリ逃げられましたが、最後は上がり勝負になってしまったので、もう少しペースを上げていった方が良かったかもしれないですね。今回は54キロのハンデなので、直線の坂下あたりまでは頑張ってくれるのではないでしょうか」

(取材・写真:佐々木祥恵)

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