ダイヤモンドS、マッキーマックスが重賞初V

2006年02月12日(日) 15:35

 12日、東京競馬場で行われたダイヤモンドS(GIII・芝3400m)は、藤田伸二騎手騎乗の3番人気マッキーマックス(牡6、栗東・藤原英昭厩舎)が、好位追走から直線内から伸び、後ろから迫る7番人気メジロトンキニーズに2.1/2馬身差をつけて優勝した。勝ちタイムは3分30秒3(良)のレコード。さらにクビ差の3着には9番人気トウカイトリックが入った。

 勝ったマッキーマックスは、父ダンスインザダーク母クリアーチャンス(その父ディクタス)という血統。牝系に04年天皇賞・春(GI)など重賞現4勝(交流重賞2勝)を挙げているイングランディーレ(牡7、美浦・清水美波厩舎)、00年毎日王冠(GII)など重賞3勝を挙げたトゥナンテがいる。02年12月の中京でのデビュー戦(芝1800m)を7馬身差の圧勝で飾ったが、続くシンザン記念きさらぎ賞毎日杯(すべてGIII)では2着、3着、4着と勝ち切れないレースが続いた。その後は休養に入り、神戸新聞杯(GII-7着)の後、臨んだ菊花賞(GI)では5着だった。04年1月の寿S(4歳上1600万下)で久々の勝利を挙げるも、その後は長いスランプが続いた。前走の万葉S(OP)では久しぶりの長距離戦で3着と好走していた。通算成績17戦3勝(重賞1勝)。

 鞍上の藤田伸二騎手、管理する藤原英昭調教師共に同レース初制覇。藤田伸二騎手はパーソナルラッシュで制した05年エルムS(GIII)以来となるJRA重賞制覇で通算67勝目。藤原英昭調教師は、エイシンツルギザンで制した03年ニュージーランドT(GII)以来のJRA重賞制覇で通算6勝目となった。

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