オーストラリアのフィアースインパクト引退

2021年03月23日(火) 21:55 0 1

オーストラリアで活躍するディープインパクト産駒フィアースインパクト(牡7)の引退が22日、管理するマシュー・スミス調教師から発表された。レーシングコムなどの現地メディアが伝えており、今後はヴィクトリア州のレヴェナパークで種牡馬になる。

フィアースインパクトは10年プロキオンS、11年カペラSを制したケイアイガーベラの初子。

14年のセレクトセール当歳部門でカタール王族の関係者に落札され、英国でデビューした。英国で7戦1勝の成績を残した後、現役馬セールで落札され、オーストラリアへ移籍。

19年にトゥーラックハンデでG1初制覇を果たし、1歳下の全弟ケイアイノーテック(※今年1月末にJRAの登録を抹消され、オーストラリアへの移籍が発表)と日豪兄弟G1馬となった。その後もカンタラS、20年のマカイビーディーヴァSのG1を制し、G1・3勝。昨年10月のコックスプレート(6着)がラストランとなった。

今後はオーストラリアで偉大な父ディープインパクトの血を発展させていくことになる。

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