ミナリク騎手 9ヶ月半ぶりに公の場に

2021年04月22日(木) 06:34 2 3

 落馬負傷で戦列を離れているドイツのフィリップ・ミナリク騎手(46)が18日、ケルン競馬場にプレゼンターとして来場し、公の場で元気な姿を見せた。

 ミナリク騎手は昨年7月3日にマンハイム競馬場で落馬。頭部外傷などの重傷を負って一時は昏睡(こんすい)状態に陥り、生死の境をさまよった。

 事故後、インターネット上の募金サイト「ゴーファンドミー(Go fund me)」には1500万円以上の義援金が集まるなど、多くのファンが回復を祈っていた。

 競馬場に足を運んだのは落馬事故以来、この日が初めてだったという。現在も家族のサポートを受けながらリハビリ中。騎手としての復帰は難しいということだが、今後も形を変えて競馬に携わる意向を示している。

 チェコ共和国の首都プラハ出身で、騎手だった父の背を追って16歳でデビュー。2005、11、16、17年とドイツリーディングを4度獲得した。

 ジャパンCには3度騎乗。短期免許でも3度来日し、下町で暮らした親日家で日本のファンからも愛される存在だ。日本の競馬場で再会できる日を楽しみに待ちたい。 (在仏競馬記者)

みんなのコメント

現在のコメント数2

みんなの投稿ニュース

サービス終了のお知らせ 長きにわたってご愛顧いただきました「みんなの投稿ニュース」ですが、8月22日(予定)を持ちましてサービスを終了することになりました。
長らくのご利用、誠にありがとうございました。
なお、コラムコンテンツにございます「みんなのコラム」は引き続きサービスを提供しておりますので、ご自身で執筆される記事の投稿につきましてはこちらをご利用くださいますよう、よろしくお願い申し上げます。※記事の転載等は禁止しております。投稿ガイドラインをご確認ください。

ランキング