笠松がきっかけ「マンガ王」グランプリ受賞

2021年05月29日(土) 21:20 0 1

 中京競馬マンガ王決定戦 KEIBA-1グランプリ。笠松競馬場で出会った1頭の牝馬への思いを描いた「これからも、ずっと。」(作者:chikaさん)がグランプリ(MVK)を受賞。

 笠松で2勝しJRAに戻った馬を追っかけた実体験に近い内容(漫画では中京競馬場)。作者のchikaさんは8年前、笠松の個人協賛に応募。競馬好きだった亡き祖父を偲んで「良一★生誕88年記念」として応援。勝利を飾ったのは、JRA未勝利で笠松に転入してきたモシモシという3歳牝馬だった。「祖父がモシモシに会わせてくれた!」と運命を感じ、そこから自分の世界が広がった。
 
 受賞には「まさかと思いましたが、SEAMOさんが、込めた思いをくみ取ってくださってうれしかったです。モチーフになったモシモシに改めて感謝し出会えて本当に良かった。きっかけをくれた祖父にも感謝です」とコメント。愛馬が暮らす木村牧場からも「MVKおめでとー」と祝福するモシモシの画像も寄せられた。漫画は初挑戦だったが、いつか「モシモシ」の完全版を描きたいそうだ。

 漫画にある最初の出会いのシーンは、モシモシの笠松デビュー戦。パドック周回では、観覧席で母、祖母と一緒に写真と動画を撮影。祖母らも「モシモシは名前が面白いね」と注目。人気に応えて差し切りV。装鞍所では口取りの記念撮影にも参加。競走馬を間近で見るのは初めてで大満足の一日になった。
 
 JRA復帰後は引退するまで3年余り、全国各地の競馬場で走るモシモシの追っかけを続けた。仕事の合間を縫って出掛け、パドックでは応援幕を掲示し声援を送った。中央での勝利は、中京での1勝だけだが、17年1月を最後に無事引退。5月8日に11歳の誕生日を迎えたモシモシは、繁殖馬としても優秀で既に3頭を出産。

 SEAMOさんは一宮市出身で笠松競馬場にも近く、中高生の頃、オグリキャップに魅了された。一口馬主としては昨年のNHKマイルカップをラウダシオンで制覇し、歓喜に浸った。

 受賞作品について、SEAMOさんは「1頭の馬を応援するために遠征し、そこで異文化に触れるというのは素晴らしい経験ですよね。名物を食べたり、名所に行ったり。レースの数だけ違った景色が思い出となって残る。競馬のだいご味です。競走馬のその後のストーリーまで描かれていて、人も馬も受け継がれていくのだなと。感動しました」と高く評価した。

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