【武蔵野S】インカンテーション重賞連勝 皇成は待望の復帰後初重賞V

デイリースポーツ

2017年11月12日(日) 07:30

 好位から抜け出すインカンテーション(右)。左はサンライズソア

 「武蔵野S・G3」(11日、東京)

 三浦皇成が最高の笑顔を見せた。昨年8月14日の札幌競馬で落馬し、骨盤など複数の骨折に見舞われる重傷。騎手生命が危ぶまれる地獄を味わった鞍上が、渇望していた重賞を7歳馬インカンテーションとのコンビで勝ち取った。

 好発から道中は2番手をキープ。逃げたベストウォーリアを直線でかわすと、最後はサンライズソアの猛追を半馬身差振り切った。

 三浦は全くのテン乗りだったが、返し馬で「状態の良さが伝わってきた」と感じ取り、強気の競馬に出て勝利を呼び込んだ。「ペースが落ち着き、4角から動いていいと思った。ヨーイドンの競馬でよく踏ん張ってくれた」と相棒をたたえた。自身についても「復帰後、いい時も悪い時もあった。でも、そういう世界に戻れたんだから。そのなかで重賞を勝てたから弾みがつく」と、競馬の神様の祝福に感慨深げだ。

 インカンテーションも昨年、腸骨(骨盤)骨折で長期休養を強いられながら、白山大賞典に続く重賞連勝を達成。羽月師は「7歳でも老けていません。きょうは人も馬も正攻法で、理想以上の競馬をしてくれました」と、さらなる活躍を期待する。次走については未定だが、大ケガからの完全復活をアピールした人馬が、G1戦線でも躍動するシーンが見られそうだ。

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