レッドレグナントなど、桜花賞厩舎情報/美浦トレセンニュース

2018年04月05日(木) 20:15 5 11

1度叩いて確実に状態上向きのレッドレグナント(撮影:佐々木祥恵)

 休み明けとなった前走のアネモネS(OP)で2着のレッドレグナント(牝3・美浦・大竹正博)と、阪神JF(GI)4着、フラワーC(GIII)2着と重賞で好走を続けるトーセンブレス(牝3・美浦・加藤征弘)について、追い切り後の関係者のコメント。

レッドレグナントについて、松浦調教助手。
「前走は5か月半振りでしたし、7,8分の仕上がりだと思っていましたが、落ち着きもあって骨折休養前と同じような精神状態でレースに出走できました。一生懸命走ってくれましたね。

 レース後も脚元に問題はありませんでしたが、競馬のダメージを残さないようにゆっくりと立ち上げ、徐々にペースアップしていきました。前走は体重が増加していましたが、重いというより筋肉量が増えた感じです。

 今週火曜日で476キロと少し余裕を持って作ってきましたが、追い切りと輸送でどれだけ体が減るかは何とも言えません。先週しっかりやっていますので、今週(4/4)は疲れを残さないようにサラッと追い切りました。

 1度使って体に張りが出てきましたし、心肺機能も良くなり、前走前より動きも確実に良くなっています。元々ドッシリしていますので、競馬を使ってイライラしてくることもないですね。

 コース替わりも特に不安はないですし、東京や中山への輸送でも落ち着いていますので、阪神への輸送も心配はしていません。新馬戦では後ろから競馬をしていますし、折り合いにも心配のない馬なので、特に逃げにこだわる必要はないでしょう」

トーセンブレスについて、加藤調教師
「当初は併せ馬を考えていましたが、具合が非常に良いので併せるのはやめて、前に馬を置いてその馬を目標にする形で追い切りました。仕上がりは良いですし、あとは小細工せずに自分の競馬をするだけですね」

※登録のあったモルトアレグロ(牝3・美浦・武井亮)は、鼻出血を発症して出走を回避。

(取材・文:佐々木祥恵)

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