三木正浩氏が300万ドルで牝馬2頭を落札

2021年11月10日(水) 17:19 0 3

米国のケンタッキー州で9日、ファシグティプトン社ノベンバーセールが行われた。

当歳馬から現役馬、繁殖牝馬まで幅広く上場され、高額落札が相次いだ。日本のホースマンも多くの牝馬を落札している。

黄菊賞に出走予定のジャスティンパレス(牡2、杉山晴)など「ジャスティン」の冠名で多くの馬を所有している三木正浩氏は、16年のチェヴァリーパークS覇者ブレイヴアンナ(牝7、父ウォーフロント、クオリティロードを受胎)を300万ドル(約3億3000万円)で落札(同馬の初子エンジェルシリカは7日の福島新馬戦で2着)。同氏は昨年のBCジュベナイルフィリーズターフ覇者のアントパール(牝3、B・コックス、父ロペデヴェガ)も300万ドルで落札した。

社台ファームはG1フリゼットS覇者のデイアウトオブザオフィス(牝3、父イントゥミスチーフ)を285万ドル、16年エイコーンS覇者カリーナミア(牝8、父マリブムーン、アンクルモーを受胎)を260万ドルで落札した。

ノースヒルズはゲットリドオブワットアイレスユー(牝5、父ゴーストザッパー)を75万ドルで落札。ジェイエスカンパニーは昨年のスピンスターS覇者ヴァリアンス(牝4、父タピット)を300万ドルで落札。他にも2頭を落札した。レイクヴィラファームは昨年のEPテイラーS覇者エトワール(牝5、父シユーニ)を160万ドルで落札している。

日本に多くの馬を輸入しているエージェントのナーヴィックインターナショナルはバイバイベイビー(牝6、父ガリレオ、タピットを受胎)を310万ドルで落札。同馬は近親に凱旋門賞馬ディラントーマス、英1000ギニー覇者ホームカミングクイーン、英ダービー馬サーペンタインがいる。

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