2日(土)に阪神競馬場で行われる鳴尾記念(GIII・芝2000m)に美浦から出走する注目馬について、各調教師のコメント。

■ナスノセイカン(牡6・美浦・矢野英一)について、矢野調教師。
「関西への輸送が控えているので、今週(5/30)の追い切りはサラッとやりました。今までで1番良い状態だと乗り手は言っていました。先週、先々週も良い動きをしていましたし、予定通りにきています。

　前走(新潟大賞典・GIII・3着)は前々で運んでうまくいきましたし、作戦がうまくはまったと思います。その前走からの上積みも間違いなくありますし、あとは初めての阪神がどう出るかだと思います」

■モンドインテロ(牡6・美浦・手塚貴久)について、手塚調教師。
「今週(5/30)の追い切りは、相手にあわせて楽に動けていて、終いもしっかりしていました。輸送競馬でも体が減らなくなってきています。ここ2戦ダート(仁川S・OP・8着、アンタレスS・GIII・15着)を使いましたが、これ先もう使う予定なないですし、結果は度外視していいと思います。

　今回はある程度ハイペースになりそうですし、この馬に展開は向くでしょう」

(取材・文：佐々木祥恵)