「新馬戦」（２２日、福島）

　開催最終週の福島に、期待のディープインパクト産駒がスタンバイ。マジックリアリズム（牝、美浦・尾関）が、日曜福島５Ｒ（芝１８００メートル）で初陣を迎える。母は０８年アネモネＳを勝ち、桜花賞で３着に好戦したソーマジック。きょうだい３頭全てが勝ち上がっている外れのない血統だ。

　１８日の直前リハでは美浦Ｗで５Ｆ６８秒５-１２秒６を計時。尾関師は「ここまで厩舎のいつもの感じで仕上げてきました。ジョッキー（石橋脩）に乗ってもらった今週の追い切りも、折り合いやハミの取り方が良かったですね」と満足げ。「ポテンシャルは高い。現時点で走ると思う」。母が果たせなかったクラシック制覇を目指し、白星スタートを切りたい。