【ホープフルS】キングリスティア陣営自信あり「アグネスタキオンよりよっぽど速い」/トレセン発秘話

東京スポーツ

2018年12月27日(木) 18:00 10 5

中1週での出走は自信の表れ!? キングリスティアに注目(c)netkeiba.com

 一部でGIとしての格を疑問視され“ホープレスS”とやゆされているホープフルS。その元凶となったのが記念すべきGI元年だった昨年の出走馬の“その後”だ。

 重賞タイトルを手にしたのは3着馬ステイフーリッシュ(京都新聞杯)のみで、そのほかは500万下、1000万下を勝った馬がチラホラいる程度(一応、4着馬サンリヴァル皐月賞で9番人気2着と穴をあけたが…)。そもそも勝ち馬タイムフライヤーが掲示板近辺がやっとという競馬を続けているのだから、その「質」を疑われても仕方がないところだ。

「阪神(前身競走のラジオたんぱ杯3歳S→同2歳S→ラジオNIKKEI杯2歳S)でやっていたころは、同じ年(2000年)にアグネスタキオンジャングルポケットクロフネがいたりして…。朝日杯よりレベルの高いメンバーが集まっていたんですけどね。ホープフルSというレース自体がオープン特別というイメージで頭の中に残っているのもあるんでしょうが、やはり中山のイレギュラーなコースが一番影響しているんでしょうね」

 こう分析したのは誰であろうタイムフライヤーを管理する松田調教師だ。トレーナーいわく、「メンバーが手薄になるのを見越して出走させ、タイトルを勝ち取った」のが昨年だったとか。

 今年は超良血サートゥルナーリア、東京スポーツ杯2歳Sの覇者ニシノデイジーという大駒がいるにしても、重賞勝ち馬が5頭いた朝日杯FSに比べ、こちらは1頭のみ。やはり全体的な層は薄いと言わざるを得ない。

 となれば、新馬戦を勝ち上がったばかりのキングリスティアにもチャンスはありそうだ。

「新馬戦はよくありがちな逃げ切りではなかった。前半は後続がついてきてそこそこのラップで行きながら、しまいもしっかり伸びて、最速の上がりでまとめたからな。坂のある阪神で、2歳新馬があの感じで行ったら普通、ラストが甘くなる。それがムチを使わずに後ろを離した。勝ち時計(2分01秒2)も(アグネス)タキオンが同じ阪神で勝った新馬戦(2分04秒3)よりも、よっぽど速いだろ」

 管理する河内調教師自身が現役時代に騎乗した名馬を引き合いに出すぐらいなのだから、評価の高さが分かるだろう。

 阪神で騎乗予定を組んでいた川田を確保できず、内田博に乗り替わりとなるが…。中1週での急きょのGI参戦は、それだけ手応えがあるからにほかならない。

(栗東の坂路野郎・高岡功)

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  • ゲストさん

    2018/12/27 18:16

    G1勝ち負けするような馬やったら川田は何がなんでも乗りに行くはず。あって3着まで。

  • まっくいいんさん

    2018/12/27 19:20

    ダートで狙ってみたい。早目の路線変更希望します。

  • 美馬優駿さん

    2018/12/27 18:21

    レース間隔がないので△評価にとどめたが新馬は前日の未勝利そこそこ注目されていた?馬よりも時計速くて注目したいです。

  • RTGさん

    2018/12/27 18:04

    かなり強いレースでしたね。
    最後まで手応え抜群でした。

  • 宗一郎さん

    2018/12/28 11:32

    アグネスタキオンの新馬戦の逃げた馬は前5F65.2のドスローだったから走破タイムが遅くなって当たり前。キングリスティアの新馬戦は61.2で5F通過。逃げた馬で25馬身くらい差があって更にアグネスタキオンは10頭立ての7番手にいたから30~35馬身くらいの差が中間あった計算になるんだからこれはもう比較できないでしょ。馬場差は条件戦から水準タイム出して比較可能でもこれだけペース違うと無理。

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