【秋華賞】トゥーフラッシーで大穴伝説!平成の最初に大波乱…令和の最初に再び!?

デイリースポーツ

2019年10月09日(水) 06:05 12 10

 大穴ムードが漂うトゥーフラッシー(撮影・園田高夫)

 「秋華賞・G1」(13日、京都)

 時として大波乱が巻き起こる牝馬三冠最終戦。今年は桜花賞馬、オークス馬ともに不在とあって、その可能性は十分に考えられる。全2勝がダートと“格下感”は否めないトゥーフラッシーだが、近走は芝でも古馬に食い下がり、差のない競馬をしている。メンバー最多20戦という豊富なキャリアを生かした激走がないか-。

 牝馬三冠最終戦は、忘れた頃に歴史に残る大波乱が巻き起こってきた。中でも、いまだに語り草なのが平成最初となった1989年のエリザベス女王杯。関西テレビの名実況で知られる杉本清アナウンサーをも動揺させたサンドピアリスの大激走。単勝4万3060円は、今でも破られていないG1における単勝最高配当となっている。

 それまでに挙げた2勝はいずれもダート。ダービー馬カツラノハイセイコを出してはいたが、父ハイセイコーという血統背景も地味に映る。単勝20番人気(20頭立て)は、結果を見た後から馬柱を見返しても、仕方なしというところだろう。

 あれからちょうど30年がたった今年、似た境遇の馬がエントリーしてきた。トゥーフラッシー。ここまでダートで2勝。父ブラックタイドは、キタサンブラックがほぼ1点豪華主義で、他にG1馬は出ていない。

 福島で2勝目を挙げた後は、2勝クラスを4戦。うち3戦で掲示板に入り、地力を蓄えている。芝の前走も、イン詰まりの惜しい4着だった。今回は中1週のローテだが、状態は良さそうだ。

 「カイバをよく食べている。メンタルが強いね。ダートでも走るが、芝の走りもいいよ。スタートが良くて競馬が上手。立ち回りがうまいので京都の内回りも合っているでしょう」と高市師は強気の姿勢を見せる。

 平成の始まりに打ち立てられた大穴伝説。元号が変わった令和の初めに、歴史は繰り返されるかもしれない。

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  • 伝導こけしさん

    2019/10/9 9:46

    サンドピアリスは、京都の2400メートルだけは何故か異常に走る不思議な馬でした。
    エリ女制覇後も、他の条件では全く走らなくなってフロック視されてたけど、翌年?の京都大賞典でスーパークリークやリアルバースデー相手に大接戦の3着に突っ込んできた。懐かしい。

  • 土井杏南&土居美咲さん

    2019/10/9 9:44

    芝で…だが
    相手が…

  • 亨様さん

    2019/10/9 9:00

    走らせすぎ…
    戦績見てびっくりした

  • KIRISAKIさん

    2019/10/12 14:12

    近親ウィクトーリアの分も頑張ってほしいね

  • ごまさん

    2019/10/9 18:46

    ヨシオといい勝負。。

    この馬主、馬名かっこいいの多いけど、パッとしないイメージ(´・ω・`)

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