【安田記念】ダノンスマッシュ 父子制覇へあるぞ一発 距離克服に自信大

デイリースポーツ

2020年06月05日(金) 06:00

 虎視たんたんと勝機を狙うダノンスマッシュ

 「安田記念・G1」(7日、東京)

 G1戦線では苦戦の多いダノンスマッシュだが、今春は重賞2勝と勢い上々。マイル克服にも陣営は自信をのぞかせている。狙うは13年勝ち馬ロードカナロアとの父子制覇。同じ父を持つ7冠女王を打ち倒し、頂点をつかんでみせる。

 17年に産駒がデビューし、既にG1・10勝(海外含む)。早々に名種牡馬の地位を確立したロードカナロアだが、意外なことに自身が制したG1を子どもが勝っていない。13年に優勝している安田記念も、父の最高傑作たるアーモンドアイが、1番人気を背負いながら3着に敗れた。

 今回、昨年のリベンジを期す7冠女王が最有力だろうが、ドラマという意味においては、もう1頭の産駒ダノンスマッシュに注目が集まってもおかしくない。父と同じ安田隆厩舎所属で、担当者も同じ岩本助手だ。「大きな走りをするところは、お父さんに似ています。長く脚を使えますし、フォーム自体は千六でも」と同助手は距離克服に対して期待を込めた。

 カナロアが当レースを勝ったのは、今のスマッシュと同じ5歳春。無論、この時点でG1を3勝していた父には実績面で遠く及ばないのだが、今年重賞2勝(オーシャンS、京王杯SC)はともに完勝で、2走前の高松宮記念10着は道悪という明確な敗因があった。良馬場でやれそうな今回は、一発の可能性があると言っていい。

 父子制覇だけでなく、鞍上を務める三浦にとっても悲願のJRA・G1初制覇が懸かる一戦。「彼も安田記念で惜しいレース(14年グランプリボス2着)がありましたものね。ドラマが起こらないかなと、期待しています」と安田隆師。女王が泡を食うような強烈なスマッシュを浴びせ、頂点奪取といきたい。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す