【中山大障害注目馬】ハードル界の新星登場に期待!

2020年12月25日(金) 18:00 1 2

新王者誕生に期待が懸かるメイショウダッサイ(写真はペガサスジャンプS優勝時、撮影:下野雄規)

 障害界の絶対王者に長く君臨していたオジュウチョウサンが、前走の京都ジャンプSで3着に敗れ、2016年の中山グランドジャンプから続けていた障害レースでの連勝記録が13で止まる結果となった。長期政権を築いていた同馬が不在となった今年の中山大障害は、当然ながら混戦模様となった。次のハードル界の主役がこのレースから誕生することになるだろうか。

 まず注目したいのはメイショウダッサイだ。2018年に障害初勝利を挙げてから、前走の東京ハイジャンプまでの12戦すべて複勝圏内と抜群の安定感が光る。今年に入ってからまだ3戦しかしていないが、中山グランドジャンプオジュウチョウサンの2着に入るなど充実がうかがえる。鞍上の森一馬騎手は現在障害リーディング争いで首位に立っており、その意味でも気合の入る一戦と言えるだろう。

 タガノエスプレッソは初のJ・GI挑戦となる。2歳時にはデイリー杯2歳ステークスで芝の重賞を制した馬が、障害転入後に再び輝きを取り戻している。この秋は阪神ジャンプステークスでのレコード勝ち、京都ジャンプステークスではオジュウチョウサンを破っての連勝と勢いがある。「絶対王者」を負かしたように高い能力を持っているのは疑いようがなく、一気の頂点取りも期待できる。前々で勝負できる点も強みとなるだろう。

 ブライトクォーツも前走の京都ジャンプステークスタガノエスプレッソに勝利こそ譲ったものの、この馬もオジュウチョウサンには先着している。最終コーナーをまわった時点では、前の3頭とはかなり離れていたが、直線コースに入ってからの末脚には目を見張るものがあった。春の中山グランドジャンプから7か月振りのレースだったことを考えると、一叩きされた上積みを考えれば当然勝ち負けが期待できる存在だ。

 上記の馬は人気を集めることになるだろうが、オジュウチョウサンを物差しに考えれば、出走メンバーの中では力上位であることは間違いないだろう。障害界の次世代を担う馬が登場することを期待したい。

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