【きさらぎ賞 血統データ分析】ディープインパクトが中心、キングカメハメハの孫世代にも注目

2021年02月05日(金) 15:10

きさらぎ賞 種牡馬データ

 7日に中京競馬場で行われるきさらぎ賞(3歳・GIII・芝2000m)について血統・種牡馬別に検証していく。なお、今年は開催日割の変更に伴い中京芝2000mにて施行されるため、2020年以降の当該コース成績をデータの集計対象とした。

 ディープインパクト産駒は「12-8-8-41」。直近に施行された重賞の21年愛知杯マジックキャッスル(2人気)とランブリングアレー(6人気)がワンツー決着を果たすほか、代替開催となった20年ローズSでもリアアメリア(3人気)とオーマイダーリン(11人気)が1・3着。牡馬も20年金鯱賞サトノソルタスが8人気ながら2着に好走しており、特徴として馬券妙味を兼ね備えた好走例が多いことを挙げられる。同産駒からはヨーホーレイクランドオブリバティの2頭が出走予定。

 オルフェーヴル産駒は「0-2-2-20」。データ集計期間内に勝利例がなく、牡・セン馬「0-0-1-7」、牝馬「0-2-1-13」と好走例も牝馬に偏る。なお、通算では「3-4-3-48」となるが、やはり3勝すべてが牝馬によるものだった。同産駒からはラーゴムが出走を予定しており、同馬は牡馬としての当該コース初勝利もかかることになる。

 ドゥラメンテ産駒は「1-1-2-9」。3着以内に好走した4頭はいずれも社台グループ生産馬となるが、ヘッズオアテールズは新馬戦で13人気3着と大駆け。また、代替開催された21年若駒Sではヴァリアメンテが2着に好走しており、格の高いレースでも上位争いを繰り広げている。同産駒からはダノンジェネラルドゥラモンドの2頭が出走予定。

 また、ディオスバリエンテの回避により出走はなくなったが、ロードカナロア産駒は「3-1-0-13」。サンプル数が少ないとはいえ、勝率・連対率においてはディープインパクトに引けを取らず、20年金鯱賞サートゥルナーリアが勝利している実績を持つ。

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