10日、京都競馬場で行われた4R・障害4歳上未勝利(障害2930m)は、熊沢重文騎手騎乗の2番人気マイクラリネット(牡7、栗東・白井寿昭厩舎)が好位追走から徐々に進出し、4番人気アウトオブサイトに1馬身差をつけ優勝した。勝ちタイムは3分15秒6(良)のコースレコード。さらに5馬身差の3着に1番人気スズカウエストが入った。

　勝ったマイクラリネットは父Rubiano、母Weekend Flight(その父Storm Bird)という血統の米国産馬。平地で昨年12月の境港特別(3歳上1000万下、芝2200m)、05年伊勢佐木特別(4歳上1000万下、ダート2100m)などに勝っており、今回が初の障害戦だった。通算成績28戦6勝(うち障害1戦1勝)。

　なお、従来のレコードタイムは今年1月14日にオトコノユウジョウが記録した3分16秒1(良)で、これを0.5秒上回った。