【セレクトセール】ハーツクライ最後の産駒“ラスト・ディープ”超え 全3頭2億円突破

デイリースポーツ

2021年07月14日(水) 12:10 1 18

 2億8000万円で取引された「ラヴズオンリーミー21」(c)JRHA

 「セレクトセール2021」(13日、ノーザンホースパーク)

 当歳馬230頭が上場した2日目の注目は先日、種牡馬引退が発表されたハーツクライのラストクロップ。わずか3頭の上場だったが、いずれも2億円以上の値段で購買され、セリを大いに盛り上げた。また、初日に15億円超の爆買いを見せた(株)サイバーエージェント社長・藤田晋氏は6頭を落札し、2日間の総取引額は23億円超に到達。なお、セリ最高額は小笹芳央氏が落札した「セルキス21」の4億1000万円だった(価格はいずれも税抜き)。

 偉大な種牡馬のラストクロップを巡って、し烈なマネーバトルが繰り広げられた。3頭上場されたハーツクライの当歳。いずれも2億円以上の値を付け、初日の“ラスト・ディープ”をはるかに上回る盛り上がりを見せた。

 最大の目玉は2日目で唯一、1億円のリザーブ価格(最低落札価格)が設定されていた「ラヴズオンリーミー21」(牡)。兄姉にG1馬リアルスティールラヴズオンリーユーがいる超良血だ。注目のセリは、開始から瞬く間に2億円を突破。その後も激しい競り合いが繰り広げられたが、靴小売業大手「ABCマート」創業者の三木正浩氏が2億8000万円で落札した。

 20年、当歳セリで全兄が2億7000万円で取引された「シーズアタイガー21」(牝)は5000万円からのスタート。活発な声が飛び交い、最終的には2億円で金子真人HD(株)がゲットした。3500万円から始まった「ラブリーベルナデット21」(牡)も、終わってみれば2億円でハンマー。購買者は藤田晋氏だった。

 この活況ぶりに、ノーザンファーム代表の吉田勝己氏は「すごいよね」と笑顔。「あれだけ子どもが走ってくれて、後継馬も出してくれて…。ずっとつながっていってほしいですね。きょうのセールの馬たちも続いてくれれば」と父の功労をたたえ、残された産駒に期待を寄せた。

関連情報

みんなのコメント

1
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。
  • エノキさん

    2021/7/14 17:47

    金子さんがハーツ産駒の高馬を買うとは珍しいな。ハーツ産駒の走る馬を持ってたイメージ全然ないけど。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す