現地時間28日、アメリカのサラトガ競馬場で“真夏のダービー”とも呼ばれる3歳限定G1・トラヴァーズステークス(ダ2000m・7頭立て)が行われた。

　逃げた2番人気ミッドナイトバーボン(Midnight Bourbon、牡3、R.サンタナJr.騎手)と、2番手でこれをマークした1番人気エッセンシャルクオリティ(Essential Quality、牡3、L.サエス騎手)が直線で抜け出し、一騎打ちの態勢。

　直線一杯の追い比べとなったが、この争いをエッセンシャルクオリティがクビ差制した。勝ちタイムは2分01秒96(良)。

　エッセンシャルクオリティは父Tapit、母Delightful Quality、母の父Elusive Qualityという血統。アメリカのB.コックス厩舎の管理馬。

　昨年のブリーダーズフューチュリティ、BCジュベナイル、今年のベルモントSに続き米G1・4勝目。通算成績は9戦8勝。唯一の敗戦はケンタッキーダービー(米G1)の4着。