【秋華賞見どころ】白毛のソダシ、樫の雪辱を果たして二冠達成なるか

2021年10月11日(月) 12:22

春のリベンジを果たし2冠制覇を期待したいソダシ(撮影:下野雄規)

 札幌記念で重賞5勝目を飾ったソダシが人気の中心になる。二冠達成なるか。出走を予定している主な有力馬は次の通り。

■10/17(日) 秋華賞(3歳・牝・GI・阪神芝2000m)

 ソダシ(牝3、栗東・須貝尚介厩舎)は無敗で阪神JFと桜花賞を制覇した白毛馬。オークスは8着と初黒星を喫したが、復帰戦の札幌記念で強豪古馬を撃破して見事巻き返した。前走で2000mをこなしたことで条件への不安は特にない。春のリベンジを果たし2冠制覇を期待したい。鞍上は吉田隼人騎手

 ユーバーレーベン(牝3、美浦・手塚貴久厩舎)はオークスを制したゴールドシップ産駒。その後脚部不安が出たことで今回はぶっつけ本番となる。陣営からは慎重なコメントも出ているが、乗り込み自体は順調。3歳女王の底力を見せつけてGI連勝なるか。鞍上はM.デムーロ騎手。

 アンドヴァラナウト(牝3、栗東・池添学厩舎)は祖母がエアグルーヴという良血馬で、重賞初挑戦だったローズSを快勝して最後の一冠に名乗りを上げてきた。実績馬の多くとは初対決となるがこの馬も波に乗っており、福永祐一騎手の継続騎乗も心強い。戴冠のチャンスは十分にあるだろう。

 その他、オークス・2着以来となるアパパネの仔アカイトリノムスメ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)、紫苑Sを快勝したファインルージュ(牝3、美浦・岩戸孝樹厩舎)、前走で古馬相手の3勝クラスを完勝したアナザーリリック(牝3、美浦・林徹厩舎)、ローズSで3着のアールドヴィーヴル(牝3、栗東・今野貞一厩舎)なども戴冠を狙う。発走は15時40分。

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