今週は、
日本ダービー(GI)と同じ東京の芝2400mで行われる
ジャパンC(GI)が開催されます。
昨年は三冠馬3頭が顔を合わせ「伝説の
ジャパンC」とまで言われましたが、今年もそれに負けじと豪華なメンバーが揃いました。
今年は3頭の外国馬が出走を予定。それに加え、新旧・
日本ダービー馬が4頭出走と、まさに世界一を決めるのに相応しい戦いとなりそうです。
日本の代表格となりそうなのが、昨年のクラシック三冠馬・
コントレイル。昨年の
ジャパンCでは最強牝馬
アーモンドアイの前に惜しくも2着と敗れましたが、4歳となり成長を遂げた今、ラストランとなる舞台でどのようなパフォーマンスを見せてくれるのかは見物です。
また、強いと噂される今年の3歳世代では、
日本ダービーを制した
シャフリヤールも出走を予定。日本、海外合わせてGI馬が9頭出走するレースは、世界からも注目を集める一戦となるでしょう。
そんな注目の一戦を、オリジナルの
ビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆AIが「低評価」から一変!?
AIが本命に指名したのは、今回の
ジャパンCが引退レースとなる
コントレイルでした。
週初めの段階では「15番手」と下から数えた方が早い評価でしたが、枠順なども大きく影響したのか、一転してトップ評価。まるでAIが引退レースであることを把握しているかのような、大きな躍進を見せています。
コントレイルといえば、デビューから3歳の
菊花賞(GI)まで無敗の7連勝でクラシック三冠を達成。現役の中でもトップクラスの馬と位置付けることができるでしょう。
昨年の
ジャパンCで
アーモンドアイに敗れて以降、
大阪杯(GI)3着、
天皇賞・秋(GI)2着と勝ち切れないレースが続いていますが、どんな状況下においても大きく崩れていないのは強さの証明ともいえそうです。
鞍上は、2戦目の
東スポ杯2歳S(GIII)以外は全ての鞍で手綱を握っている
福永祐一騎手。近4年は外国人騎手が勝利している
ジャパンCですが、これまで多くのレースで培ってきた絆は大一番でも活かされることでしょう。
管理するのは、先日のブ
リーダーズCで2勝する快挙を成し遂げた
矢作芳人調教師。名伯楽の仕上げにも抜かりはなさそうなだけに、
マイルCS(GI)を勝利した
グランアレグリア同様、AI予想「◎」の“有終の美”に期待できそうです。
(netkeiba編集部)
2021/11/28 7:08
枠でそんなに変化するAIっていいのかぁ笑