今週は2歳のマイル王決定戦・
朝日杯FS(GI)が行われます。
昨年は、7番人気の
グレナディアガーズが優勝。2番人気
ステラヴェローチェ、1番人気
レッドベルオーブと人気馬が続いた3連単でも「5万1360円」と高配当になりました。
一昨年は1、2着こそ
サリオス(1番人気)、
タイセイビジョン(2番人気)と人気馬でしたが、3着に単勝「229.3倍」の14馬人気
グランレイが入線。3連単は「9万260円」と荒れる結果が続いています。
オールドファンであれば中山の印象が強いであろう
朝日杯FSですが、14年以降は阪神競馬場で開催。それ以降7年間での3連単平均配当は「8万3251.4円」と、波乱傾向が強いのは間違いなさそうです。
今年は無敗馬が6頭という豪華な顔ぶれで、その中でも2勝以上を挙げている5頭に注目が集まりそうです。
唯一の3勝馬
セリフォスは、新馬勝ちの後、
新潟2歳S(GIII)、
デイリー杯2歳S(GII)と連勝。重賞2勝馬ということからも、当然の如く人気を集める一頭になりそうです。
もう一頭の重賞勝ち馬である
ジオグリフは、2戦目の
札幌2歳S(GIII)で2着の
アスクワイルドモアに4馬身の差をつけて圧勝。現在2戦2勝とこちらも負けなしで、注目の一頭となるでしょう。
重賞ではないですが、
ダノンスコーピオンと
ドウデュースもリステッド競走で2勝目を挙げ連勝中。
ドーブネも
ききょうS(OP)を連勝で飾っており、無敗馬同士の戦いは非常に興味深い一戦となりそうです。
そんな注目の一戦を、オリジナルの
ビッグデータを活用したAIが予想。人工知能によって弾き出された、注目馬をご紹介します。
◆重賞2勝はダテじゃない!?
AIが本命に指名したのは、現在3連勝中の
セリフォスでした。
新馬戦は好位を追走すると、4コーナーから早め先頭での押し切り勝ち。2戦目の
新潟2歳Sは各馬が荒れた内を避けるところ、最内をすくって勝利を収めました。
前走の
デイリー杯2歳Sは後方からの競馬となりましたが、3コーナーからポジションを押し上げると大外を回して差し切り勝ち。まだ粗削りな面は見られますが、戦ってきた相手からも能力の高さに疑う余地はないでしょう。
そして、なんといっても注目は鞍上。12月5日(日)から日本で騎乗している、C.デムーロ騎手が手綱を握ることも大きなポイントといえそうです。
昨年は日本競馬の悲願でもある
凱旋門賞(G1)を、フランス馬の
ソットサスで初制覇。日本でも高い評価を受ける外国人騎手の一人で、その手腕に大きな期待がかかります。
3戦無敗で人気となりそうな
セリフォスですが、AIが本命視するのはそれだけ信頼度が高いということでしょう。対抗「○」以降には穴馬も含まれているようなので、配当的には人気薄を交えた紐荒れに期待したいところです。
(netkeiba編集部)
2021/12/19 13:00
なるほど!!