今週からは中山から東京へと場所が移り、東京・中京・小倉の3場開催へ。
重賞は日曜日にGIII戦が2つ。東京では先のフェブラリーSに続くダートのGIII戦・
根岸ステークス(東京・ダート1400m)、中京では芝の短距離ハンデ戦・
シルクロードS(中京・芝1200m)が行われます。
毎週コンピュータで激走馬を予想する当コーナー。膨大なデータを駆使したネット競馬オリジナルAIを使って狙いの1頭を探します。
今週は2つの重賞の内、根岸Sにスポットを当てて予想を見ていきましょう。
まずは出走予定メンバーのチェックから。月曜日時点での出走登録は24頭と、かなり多くの期待馬が揃いました。
上位人気が予想されるのは、まず
ソリストサンダー(牡7・栗東・高柳大厩舎)。遅咲きの古豪は前走・
武蔵野S(GIII・東京ダート・1600m)で初の重賞制覇。ダート1400m戦でまだ結果は出ていませんが、安定感が増した今なら好走の可能性は大でしょう。
オメガレインボー(牡6・栗東・安田翔厩舎)も、ダート重賞で距離を問わずに好走している期待の1頭。さらには、今回と同じ東京ダート1400mで2連勝中の
ヘリオス(セ6・栗東・寺島厩舎)もいます。
その他、昨年の欅S(OP・東京・ダート1400m)で
ヘリオスを負かして勝利している
タガノビューティー(牡5・栗東・西園厩舎)。除外対象ではありますが、地方を含めてダート6連勝中の
クロパラントゥ(セ4・美浦・藤沢和厩舎)などが、根岸S制覇を狙って登録してきました。
人気順もどうなるかわからないような混戦模様。配当的にも、かなり面白い一戦となりそうです。
【スピードある馬を本命視?】
予想はすべてAI任せ。枠順や当日の馬場状態予測を反映していない現時点のものとなりますが、人間の気持ちが入らない分「まさか」と思えるような穴馬を選出することもあります。
今回、AIが選出した本命候補は、なんと
エアアルマス(牡7・栗東・
池添学厩舎)! 今週も、人気薄となりそうな馬が浮上しました。
同馬は
父マジェスティックウォリアー、
母Nokaze(母
父エンパイアメーカー)のマル外。兄弟には
エアファンディタ(牡5・栗東・
池添学厩舎)、
エアサージュ(牡4・栗東・
池添学厩舎)などがいます。
デビューは芝のレースで、2勝クラスまでは芝のマイル戦を勝利してきた馬。4歳途中からダート路線へと変更すると、初戦の
安芸S(3勝クラス・阪神ダート1400m)、
エニフS(L・阪神ダート1400m)など3連勝でトップクラスへ駆け上がった馬です。
その後は、2年前の京都開催だった東海S(GII・京都・ダート1800m)で2番人気の1着となっています。
戦績はここまで23戦7勝(芝・ダート含む)で、[7-3-2-11]という成績。ダートに関しては10戦して[4-0-1-5]と、50%の確率で馬券に絡んでいます。
前走のりんくうS(オープン・阪神・ダート1200m)では初の1200mに挑戦し、58kgを背負いながら3着。昨年は勝ち星こそありませんでしたが、ここにきて復調気配が感じられます。
今回の想定メンバーをみると、
エアアルマスを含め距離延長馬は少数派。すんなり先行できれば、波乱の立役者となるかもしれませんね。
(netkeiba編集部)
2022/1/24 21:39
AI予想じゃ、
回収率100%を超えられないという事実。