【フィリーズレビュー展望】短距離志向の馬も多く参戦する桜花賞トライアル

2022年03月08日(火) 06:00 1 7

連続好走を期待したいサブライムアンセム(c)netkeiba.com

 牝馬限定戦としては数少ないGII。短距離志向が強い馬にとっては、桜花賞よりもここが最大目標になるケースもある。そうしたスプリンターに加え、桜花賞の優先出走権獲得を目指す馬も多数参戦し、例年多頭数の混戦になる。

1.前傾ラップ

 このレースは1200m~1400mを経験してきた馬が多数参戦するため、基本的に前半からペースが流れる。前半3ハロンと後半3ハロンを比べると、過去10年中9年で前半の方が速い前傾ラップとなっている。

2..距離短縮組が優勢

 過去10年で、距離延長組は[0-0-1-36]と不振。対して、距離短縮組は[7-6-6-56]で複勝率25.3%。前傾ラップのタフな流れになることもあり、距離延長組はゴール前の坂、残り1ハロンで踏ん張りが効かないケースが多い。

3.位置を取って差せる馬

 過去10年で、前走で1位の上がりを使っていた馬は[5-2-0-19]で複勝率26.9%と好成績。ペースが厳しくなりやすいことから、上位の上がりを使える馬が台頭してきやすい。とは言え、阪神芝1400mは内回りコースなので末脚だけでどうにかなるというわけではなく、ある程度位置を取れて、かつ上がりも使える馬が狙い目となる。

 サブライムアンセムは前走中京芝マイルの未勝利において、向こう正面でスムーズさを欠き、直線で不利がありながらも1着(2位入線繰り上がり)。2着が続いて勝ち上がりに6戦を要したが、前走のレース振りからして昇級でも能力は足りそうだ。距離短縮という臨戦過程も良く、連続好走を期待したい。

関連情報

みんなのコメント

1
フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

ニュースを探す