◎15日(日)東京競馬場で行われる第17回ヴィクトリアマイル(GI)に出走を予定しているレイパパレ(栗東・牝5、高野)について、追い切り後の高野友和調教師のコメントは以下の通り。

・(前走の大阪杯2着は)まずよく頑張ってくれたと思います。金鯱賞もこの馬としては目一杯走ってくれた中での、中2週でしたからね。いい状態で送り出したのは間違いありませんが、本当に良く頑張ってくれたと思いますし、内容も良かったと思います。騎手も良く乗ってくれました。

・間隔を詰めて使えたことも収穫です。これまでは、それができませんでした。デビューも遅かった上に身体も中々出来ませんでしたからね。それがGII、GIで出来たことは、この馬の成長と感じています。

・(1週前追い切りは)レース間隔は前回よりあるとはいえ、身体は出来ている状況です。コンディションは良く元気一杯、飼葉食いも良くフレッシュです。ですからやりすぎ無いように、全体の時計は遅くても最後だけやってという感じで、非常にいい動きでした。

・(最終追い切りは)同じようなコンセプトで、最初の入りの2Fから3Fで、人間の制御が効いている中で、馬は一定の前進気勢をみせつつ、人馬の呼吸は合っていました。いい追い切りでした。

・(初の東京競馬場ですが)心配ありません。これまでも遠征競馬をして、馬運車にいても、一晩厩舎にいても、どっしり構えています。外国も行きましたしね。今回の左回りのワンターンもいいと思います。

・ここはメンバーも揃っていますし、一人の競馬ファンとしてもワクワクするメンバーだと思います。レイパパレの評価をあげるためにも、負けられないという気持ちで臨みたいと思います。

取材：檜川彰人