IFHA(国際競馬統括機関連盟)から「ロンジンワールドベストレースホースランキング」が発表された。今回の発表は2022年1月1日から7月10日までに実施された世界の主要レースを対象とし、レーティング120以上の35頭が掲載された。前回の中間発表以降ではロイヤルアスコットの諸競走、メトロポリタンハンデキャップ(G1)、宝塚記念(GI)などが新たに対象となっている。

ランキングトップはバーイードでレーティングは128。前回もトップだったバーイードは、前回の中間発表後にクイーンアンステークス(G1)を1馬身4分の3差で制し、レーティングを125から128に挙げた。デビューからの連勝記録を8に伸ばし、G1は4勝目となった。

第2位タイはフライトラインとネイチャーストリップの2頭で、レーティングは126。フライトラインは今年の初出走となったメトロポリタンハンデキャップを6馬身差で圧勝し、デビューから負けなしの4戦4勝となった。昨年末に11馬身半差で楽勝したマリブステークス(G1)に続き、G1は2勝目。

前回第2位タイだったネイチャーストリップは初の海外遠征で、ロイヤルアスコット開催のキングズスタンドステークス(G1)を4馬身半差で圧勝し、レーティングを124から126に挙げた。今年の8月で8歳となるネイチャーストリップにとって、これが9回目のG1勝利となった。

第4位タイはライフイズグッドとタイトルホルダーで、レーティングは124。前回第9位タイだったタイトルホルダーは宝塚記念を2馬身差で勝利し、レーティングを121から124に上げた。また、2着のヒシイグアスも第23位タイ(レーティング120)で新たにランクインしている。

日本調教馬は4頭が掲載された。タイトルホルダーとヒシイグアス以外では、前回第15位タイだったドウデュースとシャフリヤールが第23位タイ(レーティング120)となっている。

(JRAのリリースによる)