【札幌記念】ジャックドール豪快リハ 大雨で内容変更もなんの 秋盾へ弾みつける

デイリースポーツ

2022年08月18日(木) 12:15

 軽快なアクションで函館芝を駆け抜けたジャックドール(撮影・三好信也)

 「札幌記念・G2」(21日、札幌)

 大阪杯5着からの巻き返しを期すジャックドールが17日、函館芝で躍動感あふれる動きを披露。飛躍の秋へ向けて、初戦から能力全開の構えだ。

 馬なりのまま向正面を過ぎ、ペースが上がったのは3コーナー。スムーズに加速すると、直線は力強いフットワークを披露。柔らかくてクッションが利いた函館の芝を、スピードとパワーを兼備したジャックドールが豪快に駆け抜けた。

 「当初はWコースで併せ馬を予定していたけど、雨が降ったことで早い時間帯のコースがボコボコしていたので切り替えました」と藤岡師。前日の大雨により、調教内容の変更を余儀なくされたが、それを問題視させない、万全の動きで最終リハを終えた。

 納得のいく仕上がりに、騎乗した主戦の藤岡佑は「先週にしっかり併せて追っているので、整える感じで。先週に追ったことで馬も少しピリッとしていました。単走なので少し反応はモサッとしていましたが、先を見据えた仕上げで、いい意味でお釣りがある感じ。馬は元気いっぱいです」と話せば、指揮官も「単騎でもしっかり動いて良かったね。大阪杯と同じ感じで行けそう」とうなずいた。

 5連勝の勢いを武器に挑んだ前走の大阪杯では5着に惜敗。G1の壁にはね返されたが、主戦は「厳しい条件の中でも粘っていました。レース間隔が詰まっていて、スピードの乗りが甘くなり最後に粘りを欠いたのが誤算でした」と敗因を分析。今回はたっぷりと調整期間を確保しての出走。トレーナーは「前走後の疲れはなかった。秋の天皇賞を目標に、暑さを避けてここへ。今回はメンバー的に盛り上がるけど、ジャックドールも力は負けてないと思う」と胸を張った。ソダシパンサラッサなど強力なライバルをねじ伏せることができれば、秋のタイトル獲得が現実味を帯びてくる。

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