秋競馬G1シリーズ開幕戦「第56回スプリンターズS」(10月2日、中山)の追い切りが28日、東西トレセンで行われ、前哨戦のセントウルSを快勝したメイケイエールは池添謙一(43)を背に栗東CWコースへ。単走で直線シャープに伸びて絶好の仕上がりを印象づけた。

　【池添に聞く】

　――G1らしく力のあるメンバーがそろった。

　「相手うんぬんよりもメイケイエールのレースができるか。この馬は現役でいる限り、折り合いは鍵になる。油断できないし、細心の注意を払わないといけない。そこをクリアできれば、いい結果が出せると思っている」

　――ポイントは？

　「当日の雰囲気と返し馬を大事にしたい。発馬してしまえば、僕とメイケイエールの闘い。落ち着いて臨めれば」

　――人気的にも相当、期待される立場。

　「ファンは凄く多いと感じています。そういう馬を任せてもらえることはうれしい。だからこそ、最大のタイトルを全力で獲りにいきます」