世界最強馬フライトラインが電撃引退 6戦6勝、後続に計71馬身差の怪物

2022年11月07日(月) 18:26 76 192

BCクラシックも後続に8.1/4馬身差の完勝で、自らの引退に花を添えたフライトライン(c)netkeiba.com

 現地時間5日、米・キーンランド競馬場で行われたBCクラシックを8.1/4馬身差で圧勝した現役最強馬フライトライン(牡4、Flightline)が引退し、来春よりレーンズエンドファームで種牡馬入りすることがわかった。6日、複数の海外メディアが報じた。

 フライトライン父Tapit母Feathered、母の父Indian Charlie。アメリカのJ.サドラー厩舎の管理馬。

 昨年4月のデビュー戦を13.1/4馬身差、9月に迎えた2走目の条件戦で12.3/4馬身差をつけて連勝し、G1初挑戦となった昨年12月のマリブS(米G1)では、G1初挑戦ながら11.1/2馬身差をつけての圧勝劇を披露。その後は後脚を痛めるアクシデントがあったものの、復帰戦のメトロポリタンH(米G1)では後続に6馬身差をつけて快勝し、パシフィッククラシックS(米G1)では今年のドバイWCを制したカントリーグラマー(牡5、Country Grammer)に19.1/4馬身差をつけて圧勝し、今回のBCクラシックには大本命として臨んでいた。

 10月に発表されたロンジンワールドベストホースランキングでは、139というレーティングを獲得し、トップの座に君臨。これは、2012年にフランケルが獲得した140に次ぐ歴代2位の評価で、ダートを主戦場とした競走馬としては、米国で16連勝を達成しG1を11勝したシガー(Cigar)の135を4ポンド上回る記録となった。通算成績はG1・4勝を含む6戦6勝で、6戦合計で後続につけた着差は71馬身となった。

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  • ゲストさん

    2022/11/7 11:33

    6戦無敗9400m生涯着差71馬身差

    というパワーワード

  • Tsukitomoさん

    2022/11/7 11:41

    今更ですが、3代父A.P. Indy (エーピーインディ) は日本のバブル成金紳士の持ち馬で、エーピーは大分県のサーキット「オートポリス」のことなんですよね。

    Pulpit, Tapit, そしてFlightlineを通じて、バブルという時代がサラブレッドの血統に記録されていきます。

  • ソーヴァリンゴアメさん

    2022/11/7 11:27

    歴史的怪物。伝説の名馬。お疲れ様でした。種牡馬になっても楽しみです。

  • むささびさん

    2022/11/7 11:41

    父タピットは21歳。
    年齢的にはいつ引退してもおかしくないので、ここでフライトラインを引退させて後継種牡馬とするのは理にかなった選択。
    ここからどういう産駒が出るのか楽しみ

  • 左後一白さん

    2022/11/7 11:31

    種牡馬としての価値が計り知れないからね。
    もう十分競走馬としての力は示せたし、次のステージでも頑張っておくれ。
    お疲れ様でした!

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