◇G1・ホープフルS(2022年12月28日　中山芝2000メートル)

　22年のJRA・G1を締めくくる一戦はドゥラエレーデ(牡＝池添学)が制し、2歳王者となった。2着にトップナイフ(牡＝昆)、3着にキングズレイン(牡＝手塚)が入り、3連単は246万6010円の大波乱となった。

　調教師試験に合格し、来年2月で騎手引退となる福永が騎乗した2番人気ファントムシーフ(牡＝西村)は4着。福永は「体が大きくなった(馬体重10キロ増)分だけ反応が鈍くなった。それがスタート(出遅れ)に出たし、直線のモタつきにもつながった」とし、「自分が乗った1週前追い切りでもう少しやっておくべきでした」と話した。