【フェアリーSレース後コメント】キタウイング杉原誠人騎手ら

ラジオNIKKEI

2023年01月09日(月) 17:58

フェアリーSを制したキタウイング(c)netkeiba.com、撮影:下野雄規

中山11Rの第39回フェアリーステークス(3歳GIII・牝馬・芝1600m)は11番人気キタウイング(杉原誠人騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分34秒3(良)。アタマ差の2着に7番人気メイクアスナッチ、さらに1馬身3/4差の3着に6番人気スピードオブライトが入った。

キタウイングは美浦・小島茂之厩舎の3歳牝馬で、父ダノンバラード母キタノリツメイ(母の父アイルハヴアナザー)。通算成績は5戦3勝。

レース後のコメント
1着 キタウイング(杉原誠人騎手)
「しまいを生かす競馬を、との指示でした。後ろから運んで、直線は狭い所しか無く、馬に感謝しかありません。乗るたびに良くなっていますし、気持ちも強いものがあります。久々に騎乗して、一段とパワーアップしたように感じました」

(小島茂之調教師)
「前走で前に行くと良くないのは分かっていたので、後ろから、慌てないように丁寧にバランスを取って走ってもらいました。それが奏功したのだと思います。後ろからでは届かない今の状況ですから、少しでも良い所に来てくれればと思っていましたが、少しどころではなかったですね。また、背中の疲れを取るのに、楽をさせたのも良かったのかもしれません。今の時代、本番に直行することが普通になっていますが、トライアルを使って、本番に向かいたいと思っています。この馬は運もありますが、力もあります。本番へ向けてうまく調整していきたいと思います」

2着 メイクアスナッチ(戸崎圭太騎手)
「距離の心配がありました。スタートがうまくいかず違う形になりましたが、道中はリズム良く走ることができました」

3着 スピードオブライト(石川裕紀人騎手)
「枠が味方してくれました。ゲートも出て、あの位置取りになりましたが、もう一例後ろなら違う形になったかも知れません。最後もう一つキレませんでした」

5着 リックスター(三浦皇成騎手)
「右にもたれる馬で、調教から気をつけてきました。初めての右周りコースで、取りたいポジションも取れましたが、いざ追い出してからは、もたついていました」

6着 アンタノバラード(田辺裕信騎手)
「馬場傾向を考えて出していきましたが、掛かって走っていました。ただ、下げたくなかったので、前目の位置でレースをしました。その割には、手応えが残っていたと思います。華奢な馬ですが、ガッツのある馬だと思います」

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