◇2022年度JRA賞



　JRA最年長騎手の柴田善臣(56＝フリー)が特別賞を受賞した。昨年春の褒章で中央競馬現役騎手として史上初の黄綬褒章を受賞。また、昨年11月5日の福島競馬1R(ビルカール)で56歳3カ月7日で勝利を挙げ、これまでの岡部幸雄元騎手の56歳2カ月24日を14日更新するJRA史上最年長勝利記録を達成した功績が評価された。柴田善は「特別賞の受賞を大変うれしく思います。周りの皆さまのご協力があっての受賞だと思いますので、皆さまに感謝申し上げたいと思います」と喜びを語った。

　《受賞》22年度馬事文化賞はabn長野朝日放送制作のドキュメンタリー「木曽馬と生きる〜風わたる里　開田高原〜」に決まった。また、特別賞をNHK、エキスプレススポーツが制作・著作、NHKグローバルメディアサービスが制作した「幸せな人間が幸せな馬をつくる〜調教師　藤澤和雄　最後の400日〜」が受賞した。