◆第28回シルクロードS・G3(1月29日、中京・芝1200メートル)1週前追い切り＝1月19日、美浦トレセン

　昨秋のスプリンターズS・G1で2着のウインマーベル(牡4歳、美浦・深山雅史厩舎、父アイルハヴアナザー)に松山弘平騎手＝栗東・フリー＝が駆けつけ、Wコースで騎乗した。レースでは3度コンビを組むが、調教での騎乗は初。フェイマスダンディ(5歳2勝クラス)を2馬身追走し、ゴール前で鞍上が合図を送ると即座に反応。6ハロン84秒1―11秒8で3馬身先着した。

　「折り合いもついていて、タメもきいていた。追い出してから肩ムチを入れてからの反応もよく、最後まで集中して走れていた」と松山騎手は感触を語った。前走のスプリンターズSでは、初のG1挑戦で2着と好走。「前走は枠の関係もあって、もう1つ前のポジションが欲しかったのはありますね。それでもいい脚を使ってくれて、着差もわずか。非常に悔しかったですね」とジョッキー。6ハロン戦は(3)(3)(3)(1)(1)(2)(1)(2)(2)着と9戦すべてが馬券圏内。23年のスタートとなるこのレースでまずは能力を見せつける。