【きさらぎ賞】ノーブルライジング上昇 宮本師&吉木オーナー期待の素質馬ひと泡吹かせる

デイリースポーツ

2023年02月03日(金) 06:00 0 3

 陣営の期待も大きいノーブルライジング(撮影・石湯恒介)

 「きさらぎ賞・G3」(5日、中京)

 伝統の3歳重賞に挑むノーブルライジング。ここまで人気に推されたことはないが、陣営の期待度がかなり高い一頭だ。クラシック戦線に向けて、ここは是が非でも賞金加算したいところ。自慢の末脚を武器に、強敵相手にひと泡吹かせるか。

 厩舎の看板馬に重ね合わせる。重賞初Vを狙うノーブルライジングは、宮本師が「この時期のボルドグフーシュに似ているね。こっちの方が少し頭は低いけど、走り方が似ている」と昨年の菊花賞有馬記念2着馬を引き合いに出しながら素質を高く評価している。

 未勝利戦Vは7番人気でのもの。ただ、指揮官が「新馬の時からしまいにいい脚があるな、と。初戦が終わった時にジョッキーがすごく手応えを感じていました」と話すように、決してフロックの勝利ではなかった。昇級初戦の前走は今回と同コースで4着。「勝った馬(フリームファクシ)は強いけど」と前置きしながらも、「今回は上積みがある。それに、この中間からクロス鼻革を着けたら、辛抱して馬の後ろにつけられるように。効果があるね」と、上昇ムードを漂わせていた。

 吉木伸彦オーナーにとっても思い入れの深い一頭だ。師は「お母さんのエルミラドールは、吉木さんが繁殖セールで買ってきた馬で、そこにキズナをつけたのがこの馬」と誕生の経緯を説明。「去年のミックスセールでは(ジャパンCを勝つ前の)ヴェラアズールのお母さん(ヴェラブランカ)を買っているしね。力を入れている」。先見の明を持つオーナーが近年注力している自家繁殖馬だけに、期待は大きい。

 「距離は延びて良さそうなタイプ」と、クラシック路線が適性に合いそうなキズナ産駒。まずはここで結果を残し、その先の大舞台へ踏み出す。

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