2月25日の阪神2R・3歳未勝利(ダート1200メートル＝14頭立て)は、今週限りで定年引退する五十嵐忠男調教師＝栗東＝が管理するハイインザスカイ(牡、父リアルインパクト)が勝利。1Rに続き連勝し、JRA通算430勝目をマークした。勝ち時計は1分12秒9(稍重)。

　道中は後方で追走。3角過ぎで外めから進出し、4、5番手で直線に向いた。和田竜二騎手のゲキに応え、力強い伸び脚を披露。残り約50メートルで先頭に立ち、2着グッジョブ(浜中俊騎手)に2馬身半差をつけた。五十嵐調教師は「出来過ぎ、出来過ぎ。死んでもいいとは言わんけど(笑い)。泣きそう。まだもういっちょあるから、頑張りますわ」と感動した様子。和田竜騎手は「馬はまだ若いので、まだまだ伸びしろがありそう。いいときに乗せてもらって、先生に感謝したいです」と話した。

　なお五十嵐調教師は今後小倉に1鞍。明日26日は阪神で1鞍、小倉で3鞍に管理馬を出走させる。