◆第54回読売マイラーズC・G2(4月23日、京都・芝1600メートル)1週前追い切り＝4月13日、栗東トレセン

　ソウルラッシュ(牡5歳、栗東・池江泰寿厩舎、父ルーラーシップ)は開場直後のCWコースで松山弘平騎手が騎乗して併せ馬を行った。3頭の一番後ろを進んで、直線では最内へ。6ハロン80秒7―11秒3で、アイキャンドウイッ(4歳1勝クラス)、シロニイ(9歳3勝クラス)に先着した。1週前としては申し分のない内容で、好仕上がりを感じさせた。

　追い切りを見守った池江調教師は「時計も良かったですし、仕掛けてからの反応も良かった。来週やれば整うという感じですね」と満足そうに話した。

　昨年は怒とうの4連勝で読売マイラーズCを制した。昨年と違い、舞台は新装された京都競馬場に替わるが、「雨でも勝っているし、馬場は問わない馬ですからね」とトレーナーは自信を示した。まずは連覇を果たし、G1奪取に向けて勢いをつけたい。