【天皇賞・春】タイトルホルダー連覇ローテだ 今年も日経賞からの臨戦

スポニチ

2023年04月24日(月) 04:30 0 14

<天皇賞・春 一週前追い切り>ウッドチップコースで追い切るタイトルホルダー(撮影・郡司 修)

 京都に天皇賞が帰ってくる。リニューアルオープン2週目の日曜メインは「第167回天皇賞・春」。連覇を狙うタイトルホルダー、昨年の菊花賞上位3頭など最強ステイヤーを決めるのにふさわしい顔触れがそろった。名物2度の坂越えを制してタイトルを手にするのはどの馬か――。今週から6週連続G1開催となり、春競馬はますます盛り上がっていく。

 G13勝タイトルホルダーの連覇に期待したい。21年菊花賞は5馬身差の逃げ切り、昨年の当レースも逃げて7馬身差の圧勝だった。長丁場でもスピードを持続できるのが武器。続く宝塚記念は2番手から抜け出しG1連勝を飾った。フランス遠征の凱旋門賞11着、帰国初戦の有馬記念9着と崩れたが、今年初戦で圧巻のパフォーマンス。前哨戦の日経賞は59キロを背負いながら8馬身差の貫禄勝ちで連覇を飾った。昨年と同じローテで再現Vを狙う。

 王者に挑む4歳勢は昨年の菊花賞1~3着馬がそろって参戦。菊3着ジャスティンパレスは、今年初戦の阪神大賞典を好位から鋭く伸びて差し切った。ディープインパクト産駒で、初めての京都も合いそう。菊花賞アスクビクターモア日経賞(9着)で始動するも出遅れて不完全燃焼。本来の先行策なら巻き返せる。菊花賞有馬記念で連続2着ボルドグフーシュも末脚が生きる展開なら逆転可能。阪神開催だった過去2回の当レースで連続2着の6歳ディープボンドも侮れない。

 《今年の方が順調》タイトルホルダーは前走・日経賞で8馬身差Vで同レース連覇。史上6頭目の天皇賞・春連覇に挑む。1週前の19日は横山和を背にWコースで6F80秒3~1F11秒2(強め)で上々の伸びで先着した。栗田師は「1週前は鞍上がまたがった瞬間からトモ(後肢)のハマりなどが良くなっていると感じてくれた。昨年は日経賞が使えるかどうか半信半疑だったが、同じローテでも今年の方が総合的に順調にきている」と目を細める。新装された京都は初参戦。「日経賞はいい頃の行きっぷりが戻っていた。京都はやってみないと分からない面はあるが、速い馬場もこなしているのでコースは合うと思う」と連覇を見据えている。

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