アンテロ凱旋門賞へ 日英仏ダービー馬激突

2013年09月22日(日) 06:00 2 1

アンテロはロンシャン競馬場のプランスドランジュ賞を楽勝し、凱旋門賞へのチケットをモノにした。

アンドレ・ファーブル調教師が管理する、今年のジョッケクルブ賞(仏ダービー)勝ち馬は鞍上のオリビエ・ペリエのスパートに応え、2着のモランディに1馬身差をつけて距離2000mのG3を勝利した。

今回の一戦は次走を凱旋門賞とチャンピオンステークスのどちらにするかを判断するためのものだったが、重馬場をものともせず楽勝したことで、10月6日、ロンシャンの2400mの舞台に挑戦することを確信したようだ。

なお、ブックメーカーのスカイベットでは、アンテロの凱旋門賞のオッズを15倍から11倍に引き下げている。

■ピエール・イヴビューロー(ヴェルトハイマー兄弟のレーシングマネージャー)
大楽勝だった。他馬をまったく問題にしなかった素晴らしい走りは、前哨戦としては申し分のないものだ。今後については検討中だが、順調であれば凱旋門賞に向かおうと我々は考えている。凱旋門賞に出走する場合はチャンピオンステークスも走らせるということはないだろう。今日は非常に重い馬場で、これは彼にとってとても喜ばしいことだった。

私は距離延長は問題ないと考えているし、仏ダービーでそれを明らかにしていると思うが、もちろん実際に走らせてみないと分からない。ただ、アンテロは凱旋門賞で戦える実力の持ち主であり、出走しない理由はない。


【補足】
一発もムチを使わなかったので、ここでは力が違いました。

レース映像。ゲート右端の白い帽子と水色の勝負服がアンテロ。
http://www.youtube.com/watch?v=6lgPP5Z0qfw


サンスポでもアンテロのレース結果はとりあげているのですが、

http://race.sanspo.com/keiba/news/20130921/ove13092122440000-n1.html

陣営のコメントが出てきたので、それとは別に紹介しておきます。

キズナとルーラーオブザワールドにアンテロが加わり、今年の日英仏ダービー馬が凱旋門賞で激突する可能性が高まりました。これで出否未定の愛ダービー馬トレーディングレザーまでそろったら、とんでもないことに。もっとも、馬場適正の都合でどれかが回避して実現しないでしょうが。

ちなみに馬主のヴェルトハイマー兄弟とペリエ騎手は去年の凱旋門賞馬ソレミアと同じコンビです。

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