6月4日にG1・安田記念(東京芝1600メートル)を控え、セリフォス(牡4)を送り出す中内田師が5月31日、共同記者会見に臨んだ。

　――前走は初めての海外遠征

　「ドバイ遠征は大きなチャレンジだったかなと思います。初めての距離、長距離輸送、ナイターでの競馬。いい経験だったと思います。着順はあまり良くなかったですけど、頑張って走ってくれたと思います」

　――収穫はあったか

　「その後は無事に帰国、心身ともに成長したかなというところが随所に見られますね」

　――1週前追い切りのポイント

　「少し間隔が空いているので、しっかり負荷を掛けてしまいを伸ばすイメージでやりました。動きは良かったですし、時計もしっかりと出ていましたね」

　――最終追い切りは

　「時計もソコソコ出したかったので、併走で終わるようなイメージ。ちょっとセーブ気味に。輸送もありますし、先週しっかりとやっていた分もありましたので、今週は調整ということをメインにやりました。週ごとに良くなっているのを表に出してくれていますので、いい状態でここまで来てくれています」

　――この馬のセールスポイントは

　「去年の秋くらいから藤岡佑介ジョッキーの助言もあり、しまいを生かす競馬に変えてからいい成績が出ています。これがこの子の強みかな。今回もそのような競馬をと思います」