春の東京GI5連戦を締めくくる最強マイラー決定戦「第73回安田記念」が4日、東京競馬場で行われた。20年に並ぶレース史上最多タイのG1馬10頭が集結した一戦で、戸崎圭太(42)騎乗の4番人気ソングラインがヤマニンゼファー、ウオッカ以来となるG1昇格以降3頭目の安田記念連覇を達成。米G1ブリーダーズカップマイル(11月4日、サンタアニタパーク)の優先出走権を獲得した。

　林師はこれが区切りのJRA通算100勝目(通算1168戦目)。「全く気付いていなかったです。これだけ素晴らしいメンバーが集まったレースでの勝利が節目の勝利になったということは凄くうれしい」と喜んだ。

　昨年は「半分見ているようで、半分見ていなかった」と夢見心地でレースを振り返ったが、「今年はちゃんとレースを見ていました！でもやはり、夢の中にいるような感覚でしたね」と笑わせた。