「マーメイドＳ・Ｇ３」（１８日、阪神）

　１番人気のビッグリボンが重賞初制覇を飾った。２着に３番人気で昨年の覇者ウインマイティー、３着に１０番人気のホウオウエミーズが入った。勝ち時計は１分５８秒５（良）。３連単は２万７９１０円。

　昨年まで５年連続３連単が６桁配当となるなどＪＲＡ屈指の荒れる重賞と知られる牝馬ハンデ戦だったが、今回はビッグリボンが１番人気にしっかりと応えた。ハイペースで進む中、中団で脚をためて直線で力強く抜け出した。

　３戦連続で手綱を取った西村淳は「ここ２戦、僕がうまく乗れなかった（３、２着）のに依頼を頂き、何とか結果を残したいと思って乗りました。自分との闘いでした」と振り返った。

　前走の福島牝馬Ｓが鼻差の２着。１７年菊花賞馬キセキの全妹に待望の重賞初タイトルをもたらした。「ここで終わるビッグリボンではない。大きなところで頑張ります」と飛躍を誓った。