左足首を落馬負傷した永島まなみ騎手＝栗東・高橋康之厩舎＝が、6月28日の名古屋10R・名古屋CCミント賞3歳特別(ダート1500メートル)で実戦復帰することが決まった。27日、師匠の高橋康調教師が明かした。アビエルト(牡6歳、栗東・杉山佳明厩舎、父キンシャサノキセキ)とのコンビで重賞初挑戦するCBC賞(7月2日、中京・芝1200メートル)での騎乗も支障はなさそうだ。

　「今日、調教で1頭乗って今のところ大丈夫です。明日から何頭か乗って、地方交流も乗ります。お医者さんからOKも出ています」と高橋康調教師は現状を説明。「ガッツもありますし、大丈夫かどうか自分で判断できる子。『(関係者に)迷惑がかからないなら乗ればいい』と話をしました。(調教には)バリバリ乗らない。『レースに集中できる環境を作って行こう』とも話しました」と弟子を気づかった。

　永島は24日の阪神2Rでモズメルベイユがレース前に放馬した際、落馬負傷。騎乗予定だった24日3R以降の7鞍、25日の全4鞍が乗り替わりとなっていた。