荒れるハンデ戦・七夕賞、ダート重賞のプロキオンS/今週の競馬界の見どころ

2023年07月03日(月) 06:00

七夕賞に出走予定のフェーングロッテン(撮影:高橋正和)

 今週はJRAで重賞が2鞍、七夕賞(3歳上・GIII・福島芝2000m)とプロキオンS(3歳上・GIII・中京ダ1400m)が組まれている。

 七夕賞は福島の名物重賞で、しばしば波乱が起きているハンデ戦。重賞で好走を続けるフェーングロッテン(牡4、栗東・宮本博厩舎)や新潟大賞典で2着だったセイウンハーデス(牡4、栗東・橋口慎介厩舎)がサマー2000シリーズの初戦に揃う。

 プロキオンSは4年ぶりに中京に戻ってきたダート重賞。さきたま杯の競走中止から巻き返しを期すシャマル(牡5、栗東・松下武士厩舎)、かしわ記念で2着だったタガノビューティー(牡6、栗東・西園正都厩舎)などがエントリーしてきた。

 また、水曜日には川崎でスパーキングレディーC(3歳上・JpnIII・ダ1600m)が開催。重賞4勝馬グランブリッジ(牝4、栗東・新谷功一厩舎)や、牡馬相手でも健闘続く南関東の女王スピーディキック(牝4、浦和・藤原智行厩舎)などが出走を予定している。

 今週の主なスケジュールは以下の通り。

▼7月4日(火)
グランシャリオ門別スプリント(重賞・門別)

▼7月5日(水)
・スパーキングレディーC(JpnIII・川崎)

▼7月6日(木)
ノースクイーンC(重賞・門別)
サマーC(重賞・笠松)

▼7月9日(日)
七夕賞(GIII・福島)
プロキオンS(GIII・中京)
・オパールC(重賞・盛岡)
・加賀友禅賞(重賞・金沢)
・佐賀王冠賞(重賞・佐賀)

▼達成間近の記録

【騎手】
松田大作騎手:JRA通算500勝まであと1勝

【調教師】
戸田博文調教師:JRA通算500勝まであと1勝
菊川正達調教師:JRA通算300勝まであと2勝
根本康広調教師:JRA通算200勝まであと3勝

※当ニュースの内容は7月2日時点

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