【キングジョージ】ディープ最終世代のオーギュストロダンは最下位10着に沈む レース途中に故障発生か

スポーツ報知

2023年07月29日(土) 23:46

◆第73回キングジョージ6世&クイーンエリザベスS・英G1(7月29日、アスコット競馬場・芝2390メートル、10頭立て)

 ディープインパクト産駒の最終世代になるライアン・ムーア騎手=英国=騎乗のオーギュストロダン(牡3歳、愛国エイダン・オブライエン厩舎)は、欧州競馬の上半期を締めくくる”キングジョージ”でG1連勝がストップした。最後の直線に入る手前で歩様が乱れ、鞍上のムーア騎手も追うのを断念。10頭立ての最下位でフィニッシュした。勝ったのは英国馬のフクム(牡6歳、オーウェン・バローズ厩舎、父シーザスターズ)。勝ち時計は2分33秒95(稍重)。

 11番ゲートから好スタートを切ったオーギュストロダンは一塊になった馬群の後方から3、4頭目の外を追走。道中はスムーズだったが、最後の直線に入る手前で手応えが怪しくなり、そのまま鞍上も追うのをやめていた。くしくも4年前の19年7月30日に天国へ旅立ったディープインパクトにとっての最終世代が欧州トップクラスの舞台でビッグタイトルを狙ったが、父の命日前日に朗報を届けられなかった。

 英、愛ダービーに続く“キングジョージ”勝利となれば、ニジンスキー(1970年)、グランディ(1975年)、ザミンストレル(1977年)、トロイ(1979年)、シャーガー(1981年)、ジェネラス(1991年)、ガリレオ(2001年)に続く22年ぶり8頭目だったが、偉業には手が届かなかった。今後は父が06年に勝てなかった凱旋門賞・G1(10月1日、パリロンシャン競馬場・芝2400メートル)に駒を進めるのか注目が集まる。

関連情報

いま読まれています

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す