「関屋記念・Ｇ３」（１３日、新潟）

　中団の内で運んだ４番人気のアヴェラーレが、ゴール前で鋭く伸び、先に抜け出した２番人気ディヴィーナをとらえて重賞初タイトルを手にした。勝ちタイムは１分３２秒１（良）。３着には６番人気ラインベックが入った。１番人気に推されたララクリスティーヌは９着に終わった。

　管理する木村師は宝塚記念（イクイノックス）以来で今年重賞３勝目。木村厩舎に初の重賞タイトルをもたらしたアルビアーノ（１５年フラワーＣ）の子が、最上の結果をつかみ取った。

　戸崎圭は今年、安田記念（ソングライン）以来となる重賞６勝目。「（道中は）思ったよりいいポジションを取れたので、いい形だなと。状態も良く、筋肉の柔らかさも良くなっていました。重賞勝ちは大きいですし、今後につながると思います」と振り返った。