◆第41回ローズS・G2(9月17日、阪神競馬場・芝1800メートル＝1〜3着馬に秋華賞の優先出走権)

　2月のエルフィンS・リステッドでのちの桜花賞2着馬コナコースト以下を完封したユリーシャ(牝3歳、栗東・中村直也厩舎、父グレーターロンドン)は中2週のため、1週前追い切りは8日に栗東・CWコースを単走で70秒7―12秒4とサラッと流した。

　中村調教師は「前走(長岡S10着)は(プラス12キロで)いい体になっていましたが、速い上がりに対応できませんでした。1回使って、軽さや前向きさが出てきました」と説明。自己条件の仲秋S(9月17日、阪神・芝1600メートル)と両にらみで、動向が注目される。