◆第84回菊花賞・G1(10月22日、京都競馬場・芝3000メートル)＝10月16日、栗東トレセン

　サトノグランツ(牡3歳、栗東・友道康夫厩舎、父サトノダイヤモンド)は神戸新聞杯をコースレコードで制し、G2・2勝目。G1初制覇へ機運が高まってきている。「いいパフォーマンスだったので、ここ(菊花賞)に向けて自信を深めたレースでした」と大江助手はうなずいた。

　10月12日の1週前追い切りでは、CWコースでラスト1ハロン11秒1(6ハロンは84秒8)の切れ味。「体幹がしっかりしてきて、乗っていても迫力が増した」と同助手は春からの成長を実感。「折り合いも問題ないですし、自分のペースで淡々と走れる。長くいい脚を使うので、(下り坂で)ある程度勢いをつけて直線を向きたい」と同助手はレースをイメージしていた。