◆第168回天皇賞・秋・G1(10月29日、東京競馬場・芝2000メートル)1週前追い切り＝10月19日、栗東トレセン

　宝塚記念3着以来のジャスティンパレス(牡4歳、栗東・杉山晴紀厩舎、父ディープインパクト)は、新コンビの横山武史騎手＝美浦・鈴木伸尋厩舎＝が駆けつけ、感触を確かめた。CWコースでフルングニル(3歳2勝クラス)を3馬身追走し、外に持ち出すと6ハロン81秒1―11秒5で半馬身先着した。

　見守った杉山晴調教師は「1週前なので、しまいしっかりやる指示でした。追い切りでは道中ハミにもたれる面も伝えていましたが、『その割に4角からの反応や動きがすごかったし、やっぱりG1馬ですね』と言っていました」と穏やかな表情を見せた。史上7頭目の天皇賞春秋連覇なるか。