【菊花賞】人気2頭に不安材料あり!? 友道厩舎のサトノグランツが逆転戴冠だ

2023年10月22日(日) 07:50

神戸新聞杯で重賞2勝目を挙げたサトノグランツ(ユーザー提供:おうどんさん)

 京都11Rの菊花賞(3歳牡牝・GI・芝3000m)は友道厩舎のサトノグランツ(牡3、栗東・友道康夫厩舎)を軸に据える。

 下馬評では皐月賞日本ダービーでワンツーしたソールオリエンスタスティエーラが一歩リード。しかし、2頭ともに関西圏への輸送は初めて。さらに前者は7枠14番とあって終始外を回らされる可能性がある。重箱の隅をつつけば、横山武史騎手が京都芝で未勝利というのも気にならないわけではない。一方のタスティエーラ日本ダービー以来の実戦となる点がどうか。名門・堀厩舎だけにあっさりクリアする可能性も十分にあるが、何といっても3000mの長丁場。休み明けが堪えるシーンがあっても不思議ない。

 その点、穴が少ないのがサトノグランツだ。日本ダービーでは11着に大敗したが、上がり3Fはメンバー中2位タイの33秒1。タスティエーラソールオリエンスを上回っていたので、着順ほど悪い内容ではなかった。

 そして何より評価したいのが前走の神戸新聞杯だ。促しながらの追走、かつ勝負所での反応はひと息だったが、その分、最後まで渋太く脚を使って差し切り。他馬がバテたところでグイっと伸びた走りは、いかにも距離が延びて良さそうな印象を受けた。管理するのは、長距離馬を育てることに関しては、とりわけ秀でている友道厩舎。人気2頭に対し、3000mへの適性で上回っていることは間違いない。

 鞍上は先週の秋華賞リバティアイランドを3冠に導き、勢いに乗っている川田将雅騎手。春の悔しさを晴らす戴冠劇を期待したい。

関連情報

みんなのコメント

フィルタ

ニュースコメントを表示するには、『コメント非表示』のチェックを外してください。

ミュート・報告・コメント非表示の使い方
  • 非表示・報告をクリックし「このユーザーの投稿を常に表示しない」を選択することで特定のユーザーのコメントを非表示にすることができます。(ミュート機能)
  • ※ミュート機能により非表示となった投稿は完全に見えなくなります。このため表示件数が少なく表示される場合がございますのでご了承ください。なお、非表示にしたユーザーはマイページからご確認いただけます。
  • 非表示・報告をクリックし「このコメントを通報する」を選択することで運営会社に申告できます。
  • ※報告内容について、削除等の処置をお約束するものではありません。確認を行った結果、違反が認められない場合は削除などの措置は行わない場合もあります。なお、報告に対する個別の回答は行っておりません。
  • 『コメント非表示』にチェックを入れると、すべてのニュース記事においてコメント欄が非表示となります。
  • ※チェックを外すと再びコメント欄を見ることができます。
    ※ブラウザを切り替えた際に設定が引き継がれない場合がございます。

新着ニュース

競輪を手軽に楽しもう!netkeirin

ランキング

      ニュースを探す